●「新・薬剤師行動計画」実施状況の検証結果について(H.20.7.29更新)
平成18年6月に公布された改正薬事法、改正薬剤師法、改正医療法等を踏まえ、新たな薬剤師の取り組みとして策定した「新・薬剤師行動計画」。その実施状況について調査を実施し、このほど調査結果をとりまとめました。
●「新・薬剤師行動計画」~医療制度・医薬品販売制度改正に当たっての新たな取り組み~
平成18年6月8日に薬事法改正案が、6月14日に医療法等改正案がそれぞれ国会において可決・成立いたしました。
今般の医療法改正において、薬局は“医療提供施設”として法律上明確に位置付けられました。薬局・薬剤師は、高い倫理観と理念を持って我が国の医療に参画し、その他の医療提供施設との連携のもと、患者や国民のためその任務を果たしていかなければなりません。
また、薬事法改正においては、薬剤師のみが扱うことが許される医薬品分類がなされることとなり、また、医療用医薬品は薬局以外では供給できないことが明確に示されました。薬局・薬剤師は、一般用医薬品が適正に選択され、正しく使用されるよう、従来にも増してその知識と技術を患者や国民のために駆使していかなければなりません。
本会では、これらの法改正を踏まえた、新たな薬剤師の取り組みとして、“新・薬剤師行動計画”を策定いたしました。これは、「会員薬局・薬剤師」、「支部薬剤師会」、「都道府県薬剤師会」、「日本薬剤師会」ごとに取り組むべき事項を整理し、関係法律の施行を待つまでもなく、直ちに可能なものから実施に移そうというものです。