平成18年8月25日
現在、後発医薬品の使用促進が図られており、本年4月の診療報酬改定では、処方せんの様式が変更され、処方せんの備考欄に「後発医薬品への変更可」のチェック欄が設けられました。
また、調剤報酬点数表においては、平成14年4月に新設された医薬品品質情報提供料が後発医薬品情報提供料に名称変更され、後発医薬品に関する情報提供を評価したものであることをより明確にするなど、その環境整備が図られているところです。
このような状況に鑑み、本会 医療保険委員会では、今回の処方せん様式の変更や調剤報酬の改定がどの程度後発医薬品の使用促進に寄与しているのか、早急に実態を把握する必要があると考え、本年7月「後発医薬品の使用状況等についてのアンケート調査」を実施いたしました。
取り急ぎ、調査結果を速報値として取りまとめましたのでご報告いたします。
【平成18年度診療報酬改定に伴う 後発医薬品の使用状況等に関するアンケート調査】