これは「答をもらおう」という意味の英語で、1983年頃にアメリカで始まった「薬のことをもっと質問して答をもらおう」という市民運動のキャッチフレーズでもあるんです。
日本薬剤師会では、皆さんに薬のことをもっとよく知っていただくために薬剤師から「ゲット・ジ・アンサーズ」と広く呼びかけています。
もし皆さんが薬について質問するとしたら、何を質問しますか?
「効き目」についてですか?
「飲み方」についてですか?
この頃、新聞なとで問題になるから「副作用」のことですか?
意外と何を質問していいか分からなかったりして。でも、薬のことって案外知っているようで知らないものです。
例えばこんな経験ありませんか?
「寝たきりのお祖父ちゃんが薬を飲んでいるんだけど、錠剤が大きすぎて飲みにくそうだからつぶして飲ませてあげよう・・」。
ちょっと待ってください。錠剤って、意味もなくあんな形をしているわけではありません。錠剤の中には、有効成分が胃液で分解されてしまうため、胃では錠剤が溶けないで腸に行ってから溶けるよう工夫されているものがあります。
このように錠剤をつぶして飲んだとしたら、効き目の弱い薬を飲んでいる、ということになってしまいますよね。だから自己判断で錠剤をつぶしたりするのは禁物です。
そこで、薬を上手に使用していただくための大切な5つの質問。
この他にもいろいろありますよね、薬についてのあんな心配、こんな疑問。 そんな時、気軽に「薬剤師からゲット・ジ・アンサーズ」。今日からあなたも、はじめてみませんか。