●「平成23年度 一般用医薬品販売等に関する実態調査結果」の送付について／「かぜ薬等の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正案」への意見提出について／平成24年度高度管理医療機器等の販売業等に係る継続研修について／薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック2012年版
１．「平成23年度 一般用医薬品販売等に関する実態調査結果」の件
生出副会長より、日薬では昨年８月にセルフメディケーション・サポート薬局に対し標記の調査を実施したが、今般、その調査結果がまとまったことから、各都道府県薬剤師会宛に送付したことが報告された。
また、調査内容は、一般用医薬品の購入や相談を目的として来局した顧客からの相談を受けた結果、「現在使用中の一般用医薬品の使用中止の進言をした事例」等４項目であることが補足説明された。
（関連ページ：一般向けHP）
２．「かぜ薬等の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正案」への意見提出の件
生出副会長より、先般、生薬のみからなる製剤（地竜を配合する製剤）が、かぜ薬の製造販売承認基準に追加されたことから、厚生労働省では「かぜ薬等の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正案」について意見募集を実施した。これに対して、日薬では、同製剤の「してはいけないこと」の項に「次の人は服用しないこと。本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。」を追記すべき旨の意見を提出したことが報告された。
３．平成24年度高度管理医療機器等の販売業等に係る継続研修の件
生出副会長より、本件については、6月14日付日薬発第70号にて、本会とブロック間との連絡調整等を行うための「ブロック世話人」の推薦を各都道府県薬剤師会会長に対し要請したが、この度11ブロックより回答をいただいたとの説明が行われた。 （関連ページ：一般向けHP）
４．薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック2012年版の件
生出副会長より、スポーツにおけるドーピング防止については、世界アンチ・ドーピング機構（WADA）の規程に基づき、「禁止表」が毎年改訂されている。そこで、日薬等では、本年度に開催される「ぎふ清流国体」等を視野に入れ、薬剤師が「うっかりドーピング」を防止することを主目的に、本年度も「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック」を作成したことが報告された。 （関連ページ：一般向けHP）