●新たな医薬品販売制度の完全施行への対応について（日薬版チェックリスト等の送付について）／平成23年度内閣府「自殺対策強化月間」への協力（薬局でのポスター掲示等）について／国際薬剤師・薬学連合（ＦＩＰ）100周年会議（アムステルダム）の開催のご案内／チーム医療推進のためのCDTM 関連業務に関する現状についてのWEB アンケートへの協力依頼
１．新たな医薬品販売制度の完全施行への対応の件
生出副会長より、平成21年６月に施行された新たな医薬品販売制度については、本年５月末をもってその経過措置が終了し、６月１日から完全施行となる。そこで本会では、同法の完全施行にあたり会員薬局で参考となる資料を作成し、各都道府県薬剤師会宛に送付するとともに、改めて医薬品販売制度の遵守徹底等について依頼したことが報告された。
また、本会作成の資料は、「2012年６月１日、改正薬事法完全施行への対応」と題して、これまで経過措置であった部分が明確になるよう工夫された対応事項のまとめの他、19項目から成るチェックリスト等から成ることが補足説明された。
（関連ページ：会員向けHP）
２．平成23年度内閣府「自殺対策強化月間」への協力の件
生出副会長より、内閣府の「自殺対策強化月間」（３月）について、今般、同府より啓発活動の推進および広報ポスターの薬局での掲示について依頼があったことから、本会では各都道府県薬剤師会宛、同月間について積極的に取り組まれるよう連絡したことが報告された。
また、本年度月間関連資料として、内閣府にて「ゲートキーパー養成研修用動画」が作成されていること、さらには薬局掲示用ポスターは全国に55,400枚が配付されていること等が補足説明された。
３．国際薬剤師・薬学連合（FIP）100周年会議（アムステルダム）の件
生出副会長より、国際薬剤師・薬学連合（FIP）は本年に設立100周年を迎えることから、10月３日～８日にオランダのアムステルダム市において「100周年会議」が開催されることとなっている。そこで、本会では、我が国から一人でも多くの薬剤師が参加されるよう、各都道府県薬剤師会へ要請したことが報告された。
また、100周年会議のシンポジウムのトピックは、「将来のチーム医療」「将来の医薬品」「安全な医薬品による患者安全」等の８項目であること等が補足説明された。 （関連ページ：一般向けHP）
４．チーム医療推進のためのCDTM関連業務に関するWEBアンケートの件
生出副会長より、この度本会では、文部科学省の平成23年度 大学における医療人養成推進等委託事業として「地域における薬剤師の役割を踏まえた教育に関する調査研究」を受けることとした。本研究は、欧米における共同薬物治療管理（CDTM）等を踏まえ、薬物治療マネジメント業務に関する教育、実践をサポートする体制を構築することを目的としたものである。そこで、本会では、その一環として標記WEBアンケートを実施することになった旨報告された。また、本会では本アンケートに協力いただくよう、各都道府県薬剤師会へ依頼したことが補足説明された。 （関連ページ：会員向けHP）