●薬事法違反に係る業務停止の件/平成21年度 一般用医薬品販売等に関する実態調査結果の件/日本薬剤師会第74回臨時総会の件
1.薬事法違反に係る業務停止の件
山本副会長より、今般の田辺三菱株式会社及び株式会社バイファにおける薬事法違反事例の発生に関して、本会では両社さらには日本製薬団体連合会へ申し入れ書を提出したことが報告された。
また、両社宛文書の内容は、今回の違反事例を「正しくなく、虚偽で、不正なデータを用いて、人の生命に直結する医薬品を医療現場に供給したばかりか、その事実を会社ぐるみで隠ぺいしようとした、著しく悪質な事例として受け止める」とした上で、再発防止のための迅速な対応を要望するとともに、医薬品への信頼回復へ向けた具体的な行動について文書で示すよう求めるものである旨説明された。
※資料のダウンロード: [PDFファイル4ページ:123KB]
2.平成21年度 一般用医薬品販売等に関する実態調査結果の件
生出副会長より、昨年8月、セルフメディケーション・サポート薬局に対して実施した標記調査について、先般、調査結果がまとまったことから、これを各都道府県薬剤師会及び調査に協力した薬局へ送付したことが報告された。
※資料のダウンロード: [PDFファイル20ページ:1,151KB]
3.日本薬剤師会第74回臨時総会の件
生出副会長より、5月17日から薬学教育6年制に係る実務実習が始まることに鑑み、日薬では「薬局が実習を行っている旨等を示す掲示物ひな形」を作成し、各都道府県薬剤師会へ連絡したことが報告された。
また、本件については、厚労省の関係報告書において「薬学生の実務実習における行為は、医療の実践においては薬剤師が行うべき行為である以上、患者の同意をとる必要がある」旨記載されていること等に基づく対応であることが補足説明された。